社会人デビュー

ここでは会社員と自己紹介していた僕ですが、

会社員は会社員なんですが、

厳密にはサラリーマンではありませんでした。

スーツではなく制服がある仕事で

接客業しておりまして、

10年近く勤めた会社を4月いっぱいで退職しました。

あ〜この気持ちではやっていけないなぁという日々の中で働いていたということもありますし、

将来のことを色々考えての選択でした。

自分が思っていた以上に惜しんでくれる人がたくさんいて

あ〜なんて幸せだったんだろう、と思えました。

僕は元々、自己肯定感がとても低かったので、

僕が僕で良かった、

ここにいられて良かった、

みんなと出会えて良かった、

と心から思えました。

これは僕が辞める選択をしていなければ気付かなかったことなので、

本当に行動1つでたくさんの変化を経験することができるんだと、

身をもって実感しました。

「無くしてから気付く」

ことが1番怖かったのですが、

幸いにも、辞めなければ良かった、とは思わなかったので、

きっとそういう時だったのだと感じています。

彼女とも別れてしまいましたが、

別れるんなら辞めなきゃ良かった、とは思っていません。

そんなことを思ってしまうと

僕は僕のことが大嫌いになっていたことでしょう。

彼女には、就活をたくさんサポートしてもらいましたし、

友達やお母さんにもきっと僕が辞めたことで

「彼氏大丈夫？仕事辞めて何するの？」

と言われていたことでしょう。

よく黙って見守ってくれていたな、と思います。

僕は高校卒業後、

進学もせず、かと言ってしたい仕事も無く、

まずはコンビニで1年間バイトして、

オーナーがすごい気持ち悪かったので

転職しました。(笑)

ネットで検索して、

なんとなく受けたところにたまたま受かって、

気付けば10年近くが経っていたので、

就活をろくにしたことがなかったのです。

今年の2月くらいから転職サイトを漁っては、

面接を受けて、受かっても「なんか違うなぁ」と思って

また次を受けて、、、

みたいなことをずっと繰り返していました。

特にしたいこともなく、

かと言って何かしていないと不安になるので

探しては受けて、を繰り返していると

気付けばもう5月になっていて、

いよいよやばいな、と。

笑えないくらい焦ってきました。(笑)

ある転職エージェントを利用して面接を受けたある一社から内定をいただいていて、

他もまだ受けてはいたんですが

もうここにしちゃおう！という、

最後は勢いで決めました。(笑)

決して勢いだけでは決めていませんが。(笑)

面接当日は、面接官2、3人と聞いていたのに

いざ入ると、6人も男性社員がいました。

「うわ、死ぬ」と思いました。

ほんと本番に弱いタイプなので、

これはもう「落ちたな」と思いました。(笑)

でも、皆さんすごく気さくで

不思議と圧迫感は一切無く、

「こんなに大人数でごめんね、

なんか圧迫面接みたいだよね(笑)

みんな見たいって言うもんだから

他県からも連れてきちゃって」

と、何度も弁解して下さいました。

最後に、

「正直、どう思いましたか？」と聞かれて、

「男性6人もいらっしゃるので

絶対圧迫感を感じるだろうと思っていましたが、

皆さん気遣って下さって

すごくリラックスして話すことができました」

と、正直に答えました。(笑)

おじさんばかりですが、

あーなんかホッとするなぁと思いながら

面接を終えました。

またここから二次面接とかあって

あ〜まだまだ時間かかるな〜

ちょっと営業職強そうだしな〜

次だな〜次

と思いながら帰ったので、

まさか自分がここに決めるなんて思ってなくて。

内定をいただけるとも思っていませんでしたが、

その内定をいただいた理由に

僕の人柄を見て採用してくださったんだ、と思える理由が書いてあって、

僕もあまり背伸びせずに面接を受けられたのもあって、

ここでいっちょ頑張ってみるか、

と決意しました。

営業っちゃ営業なので

僕には未経験の世界ですし

誰に言っても「営業はキツイぞ〜」と。

「良かったじゃん！」と誰も言ってくれませんでしたが(笑)、

やってみないとわからないので

とりあえず、やってみます。

弟は僕とは真逆の性格で、

人と話すことが得意でコミュニケーション能力が高くてお調子者の営業職経験者なんですが、

「この性格の俺でも苦しかったから、

本当に無理だと思ったらすぐ辞めろよ。

病気になりかねないからな。

仕事なんていくらでもあるんだから、

本当に無理だけはするなよ」

と、やたらと心配してくれました。

やめてくれよ、働くのこえーよ。(笑)

こんなに心配してくれる弟がいることは幸せですね。

心配されればされるほど

反対されればされるほど

覚悟というものが僕の中でも強くなっていくので、

まぁまぁ見てて下さいよ！とりあえずやってやるよ！という気持ちです。

何もかも失った僕に、もう怖いものはないのですから。(笑)

あれ以上のどん底は当分ないと思うので、

あとはほんと上がるだけですね。

実際、どん底は抜け出せておりますので、

この勢いで上がるとこまで上がってやろうと思います。

就活というものを死ぬまでに経験できて良かったです。

思っていた以上に、大変でした。

面接を受けてると、それだけでなんか満足しちゃって、

時間だけが過ぎていって、

気付けばもう後がない、

という、まぁただ僕に計画性がないだけなんでしょうけども。(笑)

自分の未熟な部分もたくさん見えましたし、

「辞めて何すんの？」と僕を馬鹿にしていた人たちを見返してやりたい思いもあります。

見てろよ、と。

僕はその面接で将来設計を聞かれて、

何故かわかりませんが気付いたら、

将来は結婚して、

もし子供ができて家族が増えて、

いつかはマイホームなんかも手に入れて、

子供に満足な生活をさせてあげるためにも

余裕が欲しい

今から準備しておきたい

と語っていました。

怖いですね。どシングルなのに。(笑)

一生1人の人生もきっと楽しいし、

家族と生きる人生もきっと楽しい。

もしこの先、

僕が家族になりたいと思った人が

僕と家族になりたいと思ってくれた時に、

ちゃんと幸せにできるように

今から頑張っておこうと思います。

計画できる男になります。(笑)

twitterではたくさんご心配お掛けしました。

無事、決まりましたのでご報告まで。

たくさんの心配や応援の言葉、本当に嬉しかったです。

弱っていたこともあって、本当に支えられました。

本当にありがとうございました。

これからも弱っちい僕を

よろしくお願い致しますm(_ _)m(笑)